アディダスとオールバーズのコラボが生んだ“低炭素”なシューズ

実は、ホノルルマラソンに出場したことがあります。出場です。完走ではありませんw

当時9歳の息子が突然、自らホノルルマラソンに出たいと言い出しました。1人で出すわけにもいかず、主人と2人でエントリー。息子と2人でホノルルマラソンにチャレンジすることにウキウキと本人よりも楽しみにしてていた主人ですが、なんと直前で長期の上海出張が決定。。。

何かを自分からやりたいと言い出したのは初めての長男の思いを叶えるために、本番2日前にシューズを買って参加した私。 途中、足が痛いとか、まだゴールじゃないよねと心折れそうな息子の靴紐を結び直したり励ましたりしてたのに(心の中ではもうリタイヤするって言ってくれないかなとか少しだけ思いながら)、最終的には息子から励まされながら歩き続けた長い長い道のり。でも、ゴール手前3キロ。見慣れた道なのでもう1人でいけるよね? と思った瞬間、母ちゃんギブアップ。 BilinoボスのShinoさんにSOSの電話で「もう歩けないから車で迎えにきてくださいーー😭」。

息子はゴールで待っててくれた友達に引き取られ、一生の親子の思い出になったのでした。

 

そんなマラソンにまつわる話題、アディダスとオールバーズのコラボが生んだ“低炭素”なシューズ を

NEWS LINE

より まるごと抜粋です。 この靴がどうだということに限らず、知らず知らずの無意識のうちに私たちがどれだけ二酸化炭素の排出に関わってしまっているかを知ることが大切ですね。

 

 

 

スポーツのなかでも、ランニングの二酸化炭素排出量は比較的少ないと言われている。ランニングするために草原を切り開いてコートをつくったり、ガソリンを消費して遠くの湖まで運転したりする必要はない。大量の道具を購入する必要もない。中学1年生のときにもっていた体操服で走ることさえできる(とはいえ、ほとんどの人は捨ててしまっただろう)。

それでもなお、ランニングは一定の負荷を地球に与える。1足のランニングシューズを製造するだけでも、環境にとっては負担になるからだ。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の材料システム研究所(Materials Systems Laboratory)の主任研究員ランドルフ・カーチェインと研究員のエルサ・オリヴェッティが率いるチームは2013年、ランニングシューズ1足を製造すると約30ポンド(約13.6kg)の二酸化炭素が大気中に放出されることを発見した。特に高機能スニーカーは、細かい生地の裁断、縫製から発泡体の生成、成形、加熱に至るまで、エネルギーを大量に消費する製造工程を経ている。

こうしたなかシューズメーカーのオールバーズは14年、シグネチャーモデルの発表によってスニーカー製造のあり方を変えた。同社が開発したランニングシューズの製造工程で環境に配慮した素材を使用し、さらに梱包を減らすなど出荷時の環境負荷を軽減する小さなステップを踏むことで、高機能スニーカーを製造する業界標準の工程と比べて二酸化炭素の排出量を約3分の1に抑えたのである。

そしてオールバーズはこうした功績すら過去のものにすべく、スポーツアパレル大手のアディダスとのコラボレーションの第1弾を5月12日(米国時間)に発表した。このパートナーシップにより誕生するシューズは、先進技術を取り入れたアディダスの「FUTURECRAFT」シリーズの最新作となる。

「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」と名付けられた新製品は、環境への影響を大幅に抑えた高機能ランニングシューズである。両社の試算によると、製造過程で排出される二酸化炭素の量は6.5ポンド(約2.94kg)と非常に少ない。

二酸化炭素の排出を大幅に削減

シューズの製造過程には、材料、製造、輸送、使用後など、二酸化炭素の排出量を削減できるポイントがたくさんある。オールバーズとアディダスは、このプロセス全体を見直した。

まずシューズに使われる素材が、最も明らかな改善点となる。オールバーズは、一般的なスポーツシューズに使われる石油化学製品の発泡体や繊維よりも、二酸化炭素排出量の少ない素材を追求してきた経緯がある。

オールバーズは、メリノウールや豆油などの素材をスニーカーに使うことで知られる。また、熱可塑性ウレタンの代わりに独自の「SweetFoam」と呼ばれる素材を使い、羽毛のように軽いアディダスのミッドソール技術「LIGHTSTRIKE」の再構築に協力している。「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」は、その土台をベースにつくられた製品だ。

アッパーには、リサイクルポリエステルを70%、テンセル(木材パルプを原料とするセルロース繊維)を30%使ったメッシュを採用している。テンセルはオールバーズの「Tree Runners」にも使われている。

さらに、アディダスの「TERREX」や「FUTURECRAFT」シリーズの多くの製品と同様に、この新しいシューズの色もピュアホワイトのみとなっている。これは染色工程がエネルギーを大量に消費するという理由だ。

大きな課題だった軽量化

この新しい製品を、さっそく試着してみた。「US7.5」サイズの女性用シューズの重さは片方4.6オンス(約130g)で、信じられないほど軽い。ちなみに、普段から愛用しているHOKA one oneの「CLIFTON 7」は8.1オンス(約230g)である。

軽量化にはふたつの目的がある。ひとつはパフォーマンスの向上で、大きくフワフワした重たいシューズを履く必要がなければ、走る際にエネルギーを節約できる。もうひとつの目的は、製造や輸送にかかる経済的・環境的コストの削減だ。

「一連のプロセスにおいては、軽量化が大きな課題でした」と、「アディダス ランニング」デザイン部門ヴァイスプレジデントのサム・ハンディは語る。「重量は輸送や材料、製造過程での二酸化炭素の排出を通じて非常に大きな影響をもたらすのです」

アディダスとオールバーズは素材の変更に加えて、余分な素材を加えずに足をサポートするために、シューズのデザインを変更した。例えば、アッパーを補強する追加のパネルを縫い付ける代わりに、アッパーを包み込むようにステッチを施し、つま先、アーチ、かかとを補強したのである。

「ほかのランニングシューズでは、かかと部分にランニングサポートを内蔵しています。わたしたちはステッチの方向を工夫することで、同じ効果を得ることに成功しました」と、オールバーズでイノヴェイションとサステイナビリティを担当するヴァイスプレジデントのジャド・フィンクは語る。「余分なパーツを排除しながら、シューズの生地に同じ機能をもたせる方法を見つけたのです」

そしてもちろん、オールバーズのカジュアルなスリッポンや普段履きのシューズとは異なり、「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」はアディダスに在籍するアスリートを使って同社の基準でパフォーマンステストを実施している。現在は最初のプロトタイプが配布されているが、アディダスは早くも東京オリンピック・パラリンピックの開催前に、リカヴァリーやトレーニング用のシューズをアスリートたちに提供しようと計画している。

それでは、わたしたち一般人はいつごろ入手できるのか。まずアディダスは、「adiCLUB」の会員に限定数のシューズを抽選販売する。その後、秋には一般発売される予定だ。アディダスの担当者によると、オールバーズやアディダスの通常のランニングシューズと同じくらいの価格になるとのことだが、それ以上の正確な価格情報は公表されていない。

今度は実際に「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」のプロトタイプを着用し、数日かけて3~5マイル(4.8〜8km)のランニングをしてみた。

プロトタイプはとても魅力的で、非常に軽く、サイズも驚くほどぴったりである。アディダスのシューズは、これまで使ってきたほとんどのランニングシューズよりワンサイズ大きいことが多く、普段からむくみを考慮してサイズアップしている人もいるだろう。だが、このシューズではその必要はない。

薄手のアッパーには角度のついたホワイトオンホワイトのステッチが控えめに施されており、タンには暑い日に通気性を高めるためのパンチングが施されている。時間をかけて試すことはできなかったが、つま先とかかと周りを補強するステッチが長持ちするかどうかは、とても気になる点だ。

とはいえ個人的には、残念ながら完全にフィットしたわけではなかった。「LIGHTSTRIKE」によるミッドソールのアーチサポートが、わたしの土踏まずに正しく快適にフィットしなかったのである。「LIGHTSTRIKE」はアディダスで最も人気のある高機能シューズの多くに採用されているミッドソール技術なので、ランニングシューズ「アディゼロ」が好きな人なら、このシューズもきっと気に入るだろう。

2社が示した大いなる可能性

「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」において最も興味深いことは、サステイナビリティと気候変動に対処するためのさまざまなプロジェクトの探求に、アディダスがいかに素早く着手したかという点である。プロジェクトによって成功の度合いは異なるだろう。しかし、アディダスとオールバーズは約12カ月で設計図からシューズの完成にこぎ着けたのだ。シューズの側面には「2.94kg」という重量を示すマークが手書きされており、この試作品もプロセスの一段階にすぎないことがうかがえる。

二酸化炭素の排出量を削減するプロジェクトに取り組むスポーツアパレル企業がこれほど少ない現状では、有名企業である両社がこのような取り組みをしたところで、非常に大きな問題に対する表面的な対策にしかならない。一方で、両社がこれほど迅速にプロジェクトに基づく製品を完成させたことは、わたしたちが思うよりもずっと早い段階で消費財の製造方法を変えられる可能性を示している。

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